江戸男子の気質

 江戸の町は男性が圧倒的に多く、生涯独身の男性も多くいた。今とそれ程変わらないかもしれないですね。江戸時代後期になると男女のバランスはだんだんとれてきたとのこと。

 女性にモテた江戸の男性が友人に教えた極意は、「惚れられようとはおもうな、嫌われないように専念すべし」。これも今にも通じるところがあるような…

 宵越しの銭は持たない(よいごしのぜにはもたない)という江戸っ子の気質もよく知られている。今の日本人(企業も)が溜め込むのをやめてガンガン消費すれば一気に不況も解消されるのに…  これは、江戸時代は火事が多く、銀行も今のようにないから、長屋にお金を貯めておいても火事にでもなったら燃えてなくなってしまう、というのもあったらしい。いつ無くなってしまうかわからないから、今日楽しく使ってしまおう!的な感じだろうか。

 江戸時代はフリーター天国で、町に出ると必ず仕事があった。そしてその金はその日のうちにもらえる。明日の不安が少なかった、とも言える。我々のご先祖さまはそんな世界を生きていた。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントを残す

目次